「中露エネルギー協力には、天然ガスだけでなく、原油、原子力発電、電力、石炭、エネルギー効率化や新エネルギー等の側面も含まれる」と劉局長は言う。中露エネルギー交渉は2008年の開始以来、9回にわたって正式会談が持たれ、今年だけでも2回開かれて、常に新しい成果を上げるとともに、協力もますます深化している。劉局長は、今回の会談において中露双方は多くの面で認識が一致し、一部事業の推進でも進展を遂げたと述べた。会談後、中露両国は《中国国家能源局とロシア連邦エネルギー省のエネルギー市場態勢評価の協力展開に関する覚書》《中露石炭分野協力ロードマップ》《中露石炭協力ワーキングチーム第1回会議紀要》《中国国家電網公司とロシアEastern Energy Companyの2013年電力供給量と電力価格に関する協議書》の4つの協力文書に調印した。
中国とロシアの天然ガス協力はその開始から一定の期間が過ぎたが、最大の難関は依然として価格問題である。中国国家能源局長であり中露エネルギー交渉の中国側副代表である劉鉄男氏が12月5日、モスクワでの駐露中国メディアのブリーフィングに出席した際にそう表明した。劉局長は中国側代表団のメンバーとして同日の中露エネルギー交渉代表第9回会議に出席していた。
劉局長は今年に入って中露天然ガス協力は次の3つの面で進展を遂げたと指摘した。第1に、双方は中露天然ガスパイプラインの建設に当たって西ルートと東ルートをともに考慮することを認めた。第2に、協力方式を多様化することになった。単純な天然ガス貿易に止まらず、上流と下流の一体化、収益の共有、リスクの共同負担の考え方が提唱された。第3に、東西いずれの天然ガスパイプラインを先に始動するかはまず中国市場の消費需要によって決定し、推進に当たっては、市場が十分成熟しているかとともに双方の協力利益を確保することを前提とする。
「中露エネルギー協力には、天然ガスだけでなく、原油、原子力発電、電力、石炭、エネルギー効率化や新エネルギー等の側面も含まれる」と劉局長は言う。中露エネルギー交渉は2008年の開始以来、9回にわたって正式会談が持たれ、今年だけでも2回開かれて、常に新しい成果を上げるとともに、協力もますます深化している。劉局長は、今回の会談において中露双方は多くの面で認識が一致し、一部事業の推進でも進展を遂げたと述べた。会談後、中露両国は《中国国家能源局とロシア連邦エネルギー省のエネルギー市場態勢評価の協力展開に関する覚書》《中露石炭分野協力ロードマップ》《中露石炭協力ワーキングチーム第1回会議紀要》《中国国家電網公司とロシアEastern Energy Companyの2013年電力供給量と電力価格に関する協議書》の4つの協力文書に調印した。
(新華網 12月5日)