湖南省科技重要専門事業として「湖南省シェールガス資源ポテンシャル評価及び電磁探査システムの研究開発」が湘潭で始動した。湖南科技大学が中心になって、湖南継善高科技有限公司、中南大学、神華地質探査有限責任公司及び湖南省石炭地質探査院が共同で請け負う。地層系が多い、構造が複雑、探査程度が低い、埋蔵深度が深いなど湖南省のシェールガス資源の特徴に対象を絞って、湖南シェールガス資源の蓄積と鉱床生成の研究及び探査ポテンシャル評価を展開し、湖南省のシェールガス探査開発にとって有利な地層系と鉱区を確認し、抗干渉能力と測量精度が高く、コストが低く、探査深度の深い電磁探査システムを開発して、湖南省のシェールガス資源を探査する。

　湖南省のシェールガス資源は極めて豊かであり、2011年の原始資源量は9.19兆m3で全国第6位。シェールガス科技専門事業の実施は、湖南省がシェールガス探査開発を加速し、エネルギー構造を改善し、エネルギーセキュリティを強め、大気汚染を減らし、省資源型・環境配慮型社会を建設する上で重要な意義を備える。

　（科学技術部 12月7日）