国家能源局が示達した《バイオマスエネルギー発展第12次５ヵ年規画》は、2015年にはバイオマスエネルギー利用量を5,000万tce(標準炭換算トン)にすることを提唱している。うちバイオマス発電設備容量は1,300万kW、年間発電量は約780億kWhになる、また、バイオマスによるガス供給は年間220億m3、バイオブリケットは1,000万トン、バイオ液体燃料は500万トンになる。

　同規画によると、2015年までに比較的大規模のバイオマスエネルギー産業を形成し、電力、熱供給や農村の民生用エネルギー分野において商業化と大規模利用をほぼ実現する。交通分野では石油燃料に代替する規模を拡大する。バイオマスエネルギー利用技術及び重要設備技術の能力が顕著に向上し、技術イノベーション能力が高く規模も比較的大きい一群の新型バイオマスエネルギー企業が誕生し、比較的整ったバイオマスエネルギー産業体系が形成されることになる。

　（中国能源網 12月31日）