シェル、BP、コノコフィリップスなど国際石油メジャーが中国のシェールガス開発に次々と参入しているが、経験豊かな米国のシェールガス企業も中国市場に目を向け始めた。海黙科技の北米シェールガス事業の提携先であるCarrizo Oil & Gas（Carrizo）のCEOであるChip Johnson氏は中国シェールガス開発への参加の意向を表明し、海黙科技とともに将来の中国国内シェールガス入札に参加するかもしくはコノコフィリップスのように中国のシェールガス開発企業に掘削やデータ計測等の探査開発技術サービスを提供する可能性に言及した。

　Carrizo社は米国の大多数の主要シェールガス鉱区の探査開発に参加しており、すでに900坑余りの水平井の掘削に成功した。豊かな経験に加え、現地の優れた地質条件も優れているため、Carrizo社は通常2週間を要するところを3〜5日でフラクチャリングを完了し、1ヵ月以内の稼動を実現している。

　国土資源部鉱産資源埋蔵量評価センターの張大偉主任によると、Carrizo社は2003年シェールガス事業を開始したに関わらず急速な発展を遂げており、技術は極めて先進的であり、100％の掘削成功率を誇る。これはシェールガス分野では極めて困難なことである。

　（北京商報 1月14日）