シェブロンと中国海洋石油総公司(CNOOC)は珠江口盆地の石油ガス鉱区2ヵ所の共同探査に合意したと発表した。2ヵ所の鉱区は面積約2,233平方マイルになる。

　中国のエネルギー需要は巨大でありしかも日々増加しているため、多国籍石油企業はいずれも中国における石油生産の拡大を図っている。一方、中国企業も掘削技術の向上を模索している。シェブロンはすでに珠江口盆地その他の探鉱区3ヵ所に多数の権益を有しているが、最新協議において、シェブロンが同エリアにおいて探査面積をさらに増やすことが合意されており、CNOOCとの協力関係を強固にする。

　合意によると、シェブロンは珠江口盆地の2ヵ所において浅海鉱区の権益100％を保有する。CNOOCは、契約鉱区内において商業石油ガスが発見されれば最大51％の事業権益に与る権利があると表明している。

　（網易財経 1月18日）