2月5日、湖南省シェールガス探査開発座談会に出席した国土資源部地質探査司長の彭斉鳴氏は、湖南省がシェールガス探査開発の先駆けとなることに期待を表明し、国土資源部は湖南省がシェールガス開発先導区を建設することを支持するとした。

　第2回シェールガス探鉱権入札では、湖南華晟能源投資発展有限公司、神華地質探査有限責任公司、中国華電工程集団有限公司、中煤地質工程総公司、湖南省頁岩気開発有限公司が無事落札した。今回の座談会では、湘西土家族苗族自治州と張家界市の関係者が地元にシェールガス開発先導区と実証区を建設することを提案した。これに対し、彭司長は、今回の探鉱権入札で全体の4分の1に当たる5ヵ所の鉱区を落札した湖南省がシェールガス探査開発の先駆けになることに期待を表明した。また、同氏は、湖南省と国土資源部が調印を予定しているシェールガス探査開発協力協定においてもその提案を盛り込むことを検討するとした。

　彭司長は、落札鉱区の探査開発作業を速やかに始動することが当面最も重要であるとし、湖南省が仕組みの革新や力量の結集、効率の向上などの面で模索を進め、シェールガス探査開発の「湖南モデル」と「湖南スピード」を形成することを希望するとした。

　（中国能源網 2月6日）