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【新エネルギー】

山東省東営でプライベートPVが系統連系 (13/03/01)
2013/3/7
中国【新エネルギー】

 山東省東営市のプライベートルーフ太陽光発電システムが系統連系を正式に開始した。

 東営市広饒家荘鎮孫荘村の劉福林宅に設置された5.5kWの分散型太陽光発電システムが発電を開始した。屋根に設置された22個の250W単結晶ソーラーモジュールにより太陽エネルギーを電気に転換して、国家電網に送る。東営市において個人が国家電網に電力を売るのは劉福林宅が初めて。東営市の年間日照時間1,515時間をもとに計算すると、劉福林宅の発電システムは年間8,000kWh余りの発電が可能である。劉福林の計算では、毎月自家用に100kWh使うと、1年間で7,000kWhを残すことが出来る。1kWhを0.64元で計算すると、1年で約4,500元になる。太陽光発電システムの品質保証期限は25年であるが、投資した3万元は7年で回収できる計算である。

 国家電網公司は2012年から分散型太陽光発電の低圧配電網への分散系統連系を奨励しており、6MW以下の分散型太陽光発電は無料で電力系統に連系することを公約した。余剰電力を全量買い取り、電力価格は国の関連政策を適用する。

 (文匯報 3月1日)