同協定により、CNPCはENIの全額出資子会社Eni East Africa株の28.57%を買収し、モザンビーク・ブロック4の20%の権益を間接的に取得した。
モザンビーク・ブロック4は東アフリカRuvuma盆地にあり、75tcf(約2.12兆m3)の天然ガスが発見されている。現在、ENIが同事業の権益の70%を有しているが、今回の買収案が完了すると、ENIの保有権益は50%、CNPCは20%になる。残りの30%は、モザンビーク国営石油会社Empresa Nacional de Hidrocarbonetos de Mocambique (ENH)、韓国のKogas及びポルトガルのGalp Energiaが各10%を占める。
3月13日、中国石油天然ガス集団(CNPC)の蒋潔敏会長と周吉平社長はイタリアENIグループCEOのPaolo Scaroni氏と北京で会談して、2件の協力協定に調印した。
同協定により、CNPCはENIの全額出資子会社Eni East Africa株の28.57%を買収し、モザンビーク・ブロック4の20%の権益を間接的に取得した。
モザンビーク・ブロック4は東アフリカRuvuma盆地にあり、75tcf(約2.12兆m3)の天然ガスが発見されている。現在、ENIが同事業の権益の70%を有しているが、今回の買収案が完了すると、ENIの保有権益は50%、CNPCは20%になる。残りの30%は、モザンビーク国営石油会社Empresa Nacional de Hidrocarbonetos de Mocambique (ENH)、韓国のKogas及びポルトガルのGalp Energiaが各10%を占める。
その他にも、CNPCとENIは中国四川盆地約2,000平方キロの栄昌北鉱区の非在来型資源を共同開発することになった。同地の資源ポテンシャルについて共同で研究を進め、技術的、経済的なフィージビリティーが証明された場合、生産物分与契約を結んでさらなる開発を進めることになる。
(中国能源網 3月15日)