3月18日に北京で開かれた中国鉱業聯合会主催の「2013年国際シェールガス技術交流会」において、国家能源局石油天然ガス司の楊雷副司長は、《シェールガス産業政策》の素案がすでに確定しており、目下関係部門が討議を進めていることを明らかにした。

　楊雷副司長によると、《シェールガス産業政策》は中国のシェールガス開発の参入、環境保護、監督管理や対外協力についてさらに詳細な規定を設けることになる。中国のシェールガス開発は探査技術、経済性、インフラ建設や環境保護等の面で依然難題に直面しており、シェールガスの経済性と持続可能な発展を保障するためには、相応の政策によって支援し、監督管理体系を明確にすることが必要であると、楊雷副司長は指摘した。

　また、楊雷副司長は、今後政府は対外投資と協力を強化し、外国企業が中国のシェールガスを開発するようを奨励すると表明し、参入の方式や権益を保障する方法について、国はさらに詳細な規定を制定すると表明した。

　その他にも、より細分化した財政政策や優遇政策等も策定し、監督管理面では、各部門のシェールガス産業に対する監督管理の職責を新たな政策によって明確化することになる。

　（中国能源網 3月19日）