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中国
【エネルギー全般・政治経済】

従来の単純な輸出奨励策を転換 外資はハイテク、クリーン・エネルギー、環境保護に(2007/12/14)
2007/12/17
中国【エネルギー全般・政治経済】

 貿易黒字拡大、外貨準備高の急拡大など新たな情勢が生じているため、中国は最早単純な輸出奨励策を継続せず、センシティブなサービス業の対外開放を着実に進めていくことになった。昨日、国家発展改革委員会(NDRC)の担当者がこのほど改正された外商投資産業指導目録に関する記者の質問に答えた際に明らかにした。

 今後中国は外資を利用することによって、国外の先進技術、管理のノウハウや質の高い人材を導入する。近代農業、ハイテク産業、現代的サービス業、ハイエンド製品の製造過程、インフラや生態環境保護により多くの外資が向かうようにし、生産能力過剰の業界への盲目的な投資は抑制する。外国企業が、省エネ型・高効率・クリーンのエネルギー、資源産業や企業の技術改造プロジェクトに投資するよう奨励し、また、循環経済や再生可能エネルギーの発展のために投資するよう奨励する。一方、資源・エネルギー多消費型事業や高汚染事業への参入は制限又は禁止する。

 (中国能源網 12月14日)