中国能源建設集団有限公司浙江火電建設公司が投資と建設を進める原子力発電設備製造基地が基礎工事段階に入った。

　この製造基地は敷地面積104ムー、投資規模2.2億元、4万平米余りの工場を建設する計画。主にニュークリア・アイランドの配管やモジュールなど原子力発電設備、発電所用ボイラー及び建屋鉄骨構造、その他の大型モジュール、化学工場用鉄骨構造などハイエンド製品を生産する。原子力発電モジュールや鉄骨構造などは年産3.5万トンになり、うち鉄骨構造が2.5万トン、ニュークリア・アイランド構造モジュールやその他の大型モジュールが7,000トン、ニュークリア・アイランド配管は3,000トン。2013年12月に完成する予定である。

　中国能源建設集団有限公司浙江火電建設公司は早い時期から電力事業用鉄骨構造の製造を手がけ、100万kW以下のユニットの各種鉄骨構造を生産することが可能。これまで寧波北倉発電所、広東恵来発電所など100件近くの発電所の鉄骨構造を生産するとともに、米国、インドなどの諸国へ66万kW級以下の発電所の鉄骨構造20件余りを輸出した。

　（中国電力網 4月3日）