1. HOME
  2. 中国 【電力】

中国
【電力】

中国の水力発電所建設企業がASEANに新天地を開拓 (03/05/24)
2013/6/6
中国【電力】

 2013年国際水力発電大会がマレーシア東部の都市クチンで開催されている。この大会は国際水力発電協会がASEAN地区で開催する初めての大会になる。主催者側のグレイク報道官によると、今回、マレーシアで大会が開かれたのはASEAN諸国の水力発電開発を促進するためである。グレイク報道官は、近年ASEANにおける水力発電の急速な発展は中国の水力発電企業と切り離すことはできないと述べた。マレーシアの参加者は中国企業のブースを参観して、今回の大会はほとんど中国水力発電企業の大会になっていると驚嘆した。ASEAN諸国における大型プロジェクトの中で最も影響力があるのはバクン水力発電所である。この水力発電所はダムの高さ205メートル、ダムの頂の長さは760メートル、総容量438億m3(中国三峡ダムは393億m3)になり、「東南アジアの三峡ダム」と呼ばれている。

 長江三峡集団はマレーシアサラワク州でも大型水利プロジェクトを受注している。また、中国の水力発電企業はタイ、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、インドネシア等の諸国において多数の水力発電所建設を受注している。カンボジアのカムチャイ水力発電所は中国企業にとって初めての海外で投資を行った水力発電事業であり、カンボジア政府から高く評価されている。

 (新華網 5月24日)