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【電力】

中国が5つの領域においてスマートグリッド総合標準化実験を展開 (03/06/02)
2013/6/6
中国【電力】

 5月31日、国家標準化管理委員会は河南省許昌においてスマートグリッド総合標準化実験工作起動会議を開き、新エネルギーの系統連系、スマート変電所、電気自動車の充電・電池交換、技術標準の国際輸出の、5つの領域においてスマートグリッド総合標準化実験を展開することを決定した。また、同会議は許昌の220キロボルト興国寺スマート変電所を全国スマートグリッド総合標準化事業の一つにすることを決定した。

 今回の会議において、国家標準化管理委員会はスマートグリッド総合標準化実験工作に対して、次のような要求を提示した。エネルギー生産・利用方式の変革やエネルギーの開発・転換・利用効率の全面的向上などのニーズに適応すること、中国が技術標準の国際輸出を進め、国際標準の制定をリードするよう推進すること、中国の自主イノベーション技術の国際競争力を増強すること、体系の枠組みが合理的であり、標準策定のロードマップが適度に前倒しであり、重点領域を優先的に推進する標準体系を確立して、スマートグリッド産業の発展を系統的、全面的にサポート、推進すること。

 同会議は、12件のプロジェクトを選定して実験工作を展開することを決定した。実験工作の実践を通して、スマートグリッド標準総合体系の整備を加速し、中国の技術標準の国際化を推進する。実験プロジェクトにおいて合計300本の総合標準を起草し、2016年3月までに実験工作を完了する計画である。

 (中国網 6月2日)