5月31日、国家能源局は専門会議を開き、電力企業から無電村と無電世帯の問題解決について報告を受け、次の段階における対策を部署した。同会議は党中央と国務院が無電人口の電力使用問題を高度に重視していること、第12次５ヵ年規画期に無電人口の電力利用を可能にするという目標を実現することを強調した。

　同会議は次のような要求を打ち出した。第1に、無電人口電力使用問題解決3ヵ年行動計画を策定する。第2に、「政策が支援し企業が助成し責任を分担して地方が総責任を負い所管部門が監督管理を行う」という措置を明確化し、細分化し、実施に移す。第3に状況を精査し、行動計画を分担して実施に移し、基数、方法、事業、資金、政策、責任、管理をはっきりさせて、効果的に推進するよう督促する。第4に、短期と長期、事業建設と日常管理、現地の解決と貧困者の移転、分散と集中（都市化）、「輸血」と「造血」を互いに結びつける。

　これより先、国家発展改革委員会と国家能源局の統一的部署の下に、」関係する省クラス政府の所管部局は第12次５ヵ年規画期無電地区電力建設計画並びに実施方案を起草して、無電地区の電力建設を加速させている。

　（中国電力新聞網 6月6日）