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中国
【新エネルギー】

各国の1人当たり太陽エネルギー ドイツが首位 中国は低ランク (13/06/28)
2013/7/8
中国【新エネルギー】

 Clean Technicaが太陽エネルギー設備設置量の大きい諸国の統計をもとに、各国の1人当たり太陽エネルギー設備設置量と1人当たり太陽エネルギー生産高のランキングを行った。このランキングからどの国が真の意味で太陽エネルギー市場をリードしているのかが分かった。例えば、中国と米国は最大のPV市場であるが、全国の人口とGDPで比較した場合、そのランキングに変化が生じる。

 2012年の1人当たり太陽エネルギー利用量上位3ヵ国はドイツ、イタリア、ベルギー。PV産業が勃興している諸国では、日本14位、オーストラリア16位、米国20位、中国28位。台湾は25位に躍進した。

 ドイツはその設置量32GWをもとに試算すると、100万人当たり平均の累計設備容量は398.6MWになる。同じくイタリアは267MW、ベルギーは254MW。米国は設置量7.8GWに上るが、100万人当たりに換算するとわずか24.8MW、中国は設置量8.3GWで100万人当たりでは6.18MWに過ぎない。

 GDP当たりの設置量では、ランキングも変化する。上位3ヵ国は、ブルガリアがGDP10億ドル当たり17.8MW、チェコは10.57MW、ドイツは9.53MW。一方、米国は0.5MWで26位、中国は1MWで19位。

 1人当たり及びGDP当たりの太陽エネルギー発電設備容量でいずれもドイツが上位を占めるが、中国と米国は総設置量ランキングでは上位を占めるが、人口とGDPが大きいため、1人当たり及びGDP当たりのランキングは下がる。

 (中国能源網 6月28日)