米国の『石油情報ウィークリー』誌が発表した2006年世界石油企業50強の中で、中国石油天然ガス集団(CNPC)が7年連続でベスト10入りを果たし、前年と同様に第7位にランクされた。

　世界石油企業50強の順位は、石油・天然ガス埋蔵量、生産量、精製量、石油製品売上高の6項目を総合して決定される。CNPCは、2004年は第9位であったが、2005年には米シェブロンと仏トタルを抜いて第7位に躍進した。原油埋蔵量は第9位、天然ガス埋蔵量は第12位、原油生産量は第4位、天然ガス生産量は第13位、処理能力は第9位、石油製品売上高は第14位である。

　なお、2006年の総合順位は、第1位から、サウジアラムコ、INPC (イラン国営石油化学会社)、エクソン・モービル、BP、PDVSA(ベネズエラ国営石油会社)、ロイヤル・ダッチ・シェル、CNPC、コノコ・フィリップス、シェブロン、トタルの順。

　（中国石油報 12月21日）