8月6日、中国石油天然ガス集団公司(CNPC)と中国船舶工業集団公司(CSSC)は北京において戦略協力協定に調印した。CNPCの周吉平会長及び廖永遠社長がCSSCの胡問鳴会長と協力深化について討議するとともに調印式に出席した。

　周吉平会長によると、CNPCは海洋石油ガス開発を加速させており、両社間の協力には大きな空間が開かれている。CNPCとCSSCは長年にわたり良好な協力関係を保ち、船舶及び海洋事業設備の開発、設計、建造をめぐる協力はすでに顕著な成果を上げている。

　今回調印された協定に基づき、両社は輸送船舶の設計と建造、海洋事業設備の設計と建造、石油ガスの貿易並びに輸送、金融業務や石油からガスへの転換などの面でさらなる協力を促進することになる。

　CSSCの胡問鳴会長は、CNPCの「3つの60％増・2つの倍増」（訳注：自社の国内外石油ガス作業生産量を全国石油ガス需要量の60％、国内石油ガス生産量を全国総生産量の60％、海外石油ガス作業生産量を自社の総生産量の60％とし、企業の付加価値と従業員の平均賃金を2010年の2倍にするというCNPCの目標）という発展目標はCSSCに巨大な協力の空間と優れた発展のチャンスをもたらすと述べ、CSSCは自社の専門分野の優位と技術上の優位を生かして、石油ガス産業の発展のため、より一層優れたサービスを提供すると表明した。

　（新華08網 8月7日）