河南省政府国有資産監督管理委員会はプレス発表会を開き、河南煤化集団と義煤集団の戦略的再編について発表した。

　省政府国有資産監督管理委員会の幹部によると、河南煤化集団と義煤集団の戦略的再編は、河南省の国家級現代的エネルギー化学工業基地建設を加速し、国のエネルギー戦略における河南省の地位を高め、河南省の石炭化学工業の優位をさらに引き上げる戦略的な政策配置になる。

　今回の再編以前は中国に石炭生産量1億トンを超える企業が7社あったが、石炭生産大省である河南省には1社もなかった。しかし、河南煤化集団と義煤集団の強者同士の連合によって新たに誕生する大型エネルギー・化学工業グループの石炭年産量は1億トンを超える見通しであり、中国石炭産業におけるランキングも大きく躍進して、全国第3位になる。総合力と市場競争力も大きく向上し、河南省の石炭産業の健全かつ持続可能な発展にとって重要な作用を発揮することになる。

　前出の関係幹部によると、河南煤化集団と義煤集団の再編は2段階に分けて進められる。第1段階では今年9月末に新グループを旗揚げし、第2段階では内部における高度融合を進める。新グループの社名は未だ確定していないが、資本力は驚嘆すべき規模になり、登記資本金は260億元前後になるだろう。

　（中国煤炭資源網 8月8日）