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【新エネルギー】

上半期の風力発電公開入札事業は8割増 金鳳がその4分の1を受注 (13/08/12)
2013/8/20
中国【新エネルギー】

 2013年上半期の新規風力発電公開入札事業は約8GWに上った。これは昨年通年の8.3GWとほぼ同等であり、昨年上半期より80%以上増加したことになる。

 消息筋によると、金鳳科技が上半期に落札した新規風力発電事業は2GWに上り、上半期の新規入札事業の25%を占め、依然として業界トップの地位を固めている。

 中国風力協会の統計によると、2012年の金鳳科技の新規風力発電設備は2.52GW、総設備容量の19.5%を占めた。金鳳科技は上半期の入札事業の25%を落札しことから、向こう1〜2年、新規設備に占める金鳳科技のシェアはさらに大きくなると予想される。

 中国風力協会の専門家によると、上半期に公開入札事業の規模が大幅に拡大したことは、開発業者が将来の風力発電設備と系統連系に好感していることを示すものであり、国家電網公司も風力発電の系統連系条件改善を承諾している。

 2013年第1四半期の全国新規風力発電公開入札事業は約3.9GW、前年同期比74%増加し、第2四半期は約4.1GW、86%の増加になった。業界のアナリストによると、電力機会損失や融資難などの影響で、風力発電事業は公開入札から建設に到るまでのサイクルが長くなった。従来は6ヵ月であったのが、今は8〜12ヵ月になり、場合によっては24ヵ月になることさえある。今年上半期に公開入札が行われた事業のほとんどは2014年まで建設が先延ばしになるだろう。国家能源局からの情報によると、2013年上半期の新規風力発電設備容量は約5.5GWで昨年同期並みであった。

 (北極星電力網新聞中心 8月12日)