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【石炭】

中国石炭企業の合併再編が進展 小炭鉱の生産シェアが17%以下に下がる (13/08/19)
2013/8/22
中国【石炭】

 中国煤炭工業協会の発表によると、石炭産業の構造調整が新たな歩みを開始し、企業の合併再編が加速して、年産30万トン以下の小型炭鉱の生産量の比率が17%以下に下がっている。

 中国煤炭工業協会の姜智敏副会長は次のように指摘する。上半期は石炭生産構造の最適化が進み、年産120万トン以上の大型現代化炭鉱850ヵ所余りが完成して、その生産量は全国の約65%を占める。うち年産1,000万トンクラスの炭鉱が47ヵ所、生産能力は6億トン近くに上る。一方、年産30万トン以下の小型炭鉱の生産量の比率は17%以下に下がった。安全・高効率炭鉱(露天掘り)が406ヵ所で、その生産量は全国の3分の1を占める。また、企業の合併再編も急速に進み、昨年以降、河南省、内蒙古自治区、貴州省、四川省、吉林省、湖南省、福建省等が企業の合併再編を推進する政策を打ち出し、石炭産業の集中度が向上した。上半期の全国石炭総生産量の中で上位4社の生産量は前年同期より3.5ポイント高い26.1%を占めた。上位8社の生産量は38.5%を占め、比率は前年同期より4.9ポイント高くなった。うち1億トンクラスの企業7社の生産量は全国総生産量の35.9%を占め、前年同期を4.5ポイント上回った。最近、河南煤化と義馬煤業の再編が実施されたが、再編後の新企業の石炭生産規模は1億トンを超えることになる。

 (中国経済網 8月19日)