第1回夏季ダボスフォーラムの中外企業家代表対話交流に出席した李克強首相は環境保護問題に言及し、中国の省エネ・環境保護産業は一大市場であり、中国は社会全体が節約、グリーン、低炭素に向けて発展するよう唱導しなければならないと指摘した。

　李首相は次のように表明した。中国は省エネ・環境保護産業とサービス業の発展に力を入れなければならない。省エネ・環境保護産業は中国において一大市場になり、環境の質的改善を実現するだけでなく、各国の企業に巨大なビジネスチャンスを提供することになる。中国は省エネ・環境保護技術を有する企業と技術協力を展開するとともに、競争力のある省エネ・環境保護製品を購入することも望んでいる。当然ながら中国は自国のニーズに合う製品を希望するが、生産の現地化はその近道になる。これは全て企業の自発的意思によって決まる。中国は企業の知的財産権保護に努める。また、中国は企業が中国西部への投資を行う際に脆弱な生態環境の保護に留意して、環境配慮型産業を発展させることを希望する。中国は社会全体が節約、グリーン、低炭素に向けて発展するよう唱導する。新しい道を歩むには新しい理念や新しい生産方式だけでなく、新しい生活方式も必要である。

　（人民網 9月11日）