東北アジア石炭交易センターの大連「石炭スーパーマーケット」が全面的に試験運営段階に進んだ。

　上場された19種の標準化石炭製品は硫黄含有量が低く、大連の大気環境を確保することが可能になる。また、電子取引プラットフォームによる取引モデルを採用しているので、調達コストを有効に引き下げ、大連の石炭市場の安定と大連市民の暖房の品質確保にも有効である。試験運営起動式典において、協力する石炭供給企業6社が石炭スーパーマーケットと正式契約した。

　石炭スーパーマーケットの製品は主に大連地区の都市暖房、小規模工業の生産、水産養殖業などに利用され、すでに大連湾、南関嶺、大石橋の3ヵ所に配送基地が設けられている。配送基地周辺の半径25キロの範囲に24時間発送サービスを提供することが可能。今回初めて上場された19種の標準化石炭製品は硫黄含有量が基本的に1％以下である。石炭スーパーマーケットが提供する標準化製品は価格や調達コストが透明である。

　大連「石炭スーパーマーケット」は東北アジア石炭交易センターにとって初めての実験になる。今後、東北アジア石炭取引センターは全国に300ヵ所の「石炭スーパーマーケット」を開設することになる。

　（東北新聞網 9月24日）