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中国の新たな太陽エネルギー製造業参入条件がポリシリコン企業に影響 (13/09/26)
2013/10/9
中国【新エネルギー】

 中国工業情報化部は《太陽エネルギー製造業規範条件》を公布した。また、同部が中心になって起草を進めている《太陽エネルギー産業合併再編指導意見》も間もなく公布されるだろう。業界関係者によると、「市場参入」に加え「合併再編」もまた太陽エネルギー業界にとって今後一定期間、新たな課題になる。中でもこの2年最も低迷しているポリシリコン部門に対して真っ先に影響が出る。

 《太陽エネルギー製造業規範条件》はソーラーチップや電池モジュール等の製造業を対象にしたものであり、生産規模、電池効率、エネルギー消費や使用寿命等の面で明確な規定を設けている。条件に適合しない太陽エネルギー製造事業の新規建設や改修は今後厳しく規制される。

 アナリストによると、《太陽エネルギー製造業規範条件》は太陽エネルギー製造業が無秩序で盲目的な拡張に別れを告げ、生産能力過剰を回避するよう推進する上で重大な意義を備えている。「市場参入」メカニズムの導入を通して、業界の健全な発展を促進するものになろう。もっとも「市場参入」は入口に過ぎず、太陽エネルギー企業の合併再編を誘導し、産業規模の拡大規制を基礎に高度の統廃合を推進することが真の意図である。

 ポリシリコンの参入条件はすでに昨年3に月施行されており、それ以降、ポリシリコン業界は統廃合時代に入った。産業の低迷に伴い中小企業の生産停止の波は加速された。今回の太陽エネルギー産業の全業種の参入条件によって、ポリシリコン企業の統廃合の波はその他の部門よりも一層「熾烈」さを増すことになろう。

 (中国国際入札網 9月26日)