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【新エネルギー】

中国が認可した洋上風力発電事業はすでに4GW超 (13/12/02)
2013/12/6
中国【新エネルギー】

 国家発展改革委員会の専門家が明らかにしたところでは、中国で認可された洋上風力発電事業(潮間帯を含む)はすでに400万kW(4GW)を超えている。

 また、中国水力発電水利設計総院の易躍春副総工程師によると、国家能源局に今年申請された洋上風力発電事業は28件で、合計850万kWに上る。

 再生可能エネルギー第12次5ヵ年規画によると、中国は2015年までに500万kWの洋上風力発電を完成させることになる。しかしながら、2010年に公開入札を行った第1期洋上風力発電特許事業は種々の要因により着工が遅れており、第12次5ヵ年規画期末に洋上風力発電500万kWの目標を達成するのは難しいというのが業界の一般的な見方である。

 中国風力エネルギー協会の統計によると、2012年末時点における中国の完成済み洋上風力発電事業は合計38.96万kWに上る。現在、中国国内で洋上風力発電所の開発を進めている主な企業には龍源電力、大唐新能源及び華能新能源がある。また、主な洋上風力発電設備メーカーには華鋭風電、金鳳科技や上海電気等がある。

 業界関係者の多くは、国家発展改革委員会と国家能源局が洋上風力発電電力ベンチマーク価格の制定を検討しており、中国の洋上風力発電の発展が推進されることになると指摘している。

 (中国国際入札網 12月2日)