今年に入ってから、中国の新エネルギー及び再生可能エネルギー発電設備が急増している。1〜10月における全国の新エネルギー及び再生可能エネルギーの新規発電設備は3,595万kW、前年同期の2倍になり、新規発電設備の中では前年同期より19.5ポイント高い57.1％を占めた。

　1〜10月の全国新規発電設備は6,295万kW、うち水力発電設備が2,228万kWで新規発電設備の35.4％を占めた。火力発電の新規設備は2,700万kW、42.9％を占め、原子力発電は221万kW、3.5％を占めた。風力発電の新規発電設備は785万kW、12.5％を占め、新規ソーラー発電設備は361万kW、5.7％を占めた。

　2013年末の全国発電設備は12億3,500万kWに達し、うち水力発電設備は2.78億kWで伸び率は11.6％、総発電設備に占める比率は2012年より0.8ポイント高い22.5％になると予想される。系統連系風力発電設備は7,500万kW、伸び率は約22.1％、総発電設備に占める比率は2012年より0.7ポイント高い22.1％になり、原子力発電設備は1,470万kW、伸び率は約16.9％で、比率は0.1ポイント上昇して1.2％になる。系統連系ソーラー発電設備は1,000万kW、伸び率は200％になり、比率は0.5ポイント上昇して0.8％。一方、火力発電の占める比率は2012年末の71.5％から約2ポイント下がって69.6％になる。

　（網易財経 12月4日）