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【新エネルギー】

中糧集団がバイオマスエネルギー分野の米中協力を推進 (13/12/30)
2014/1/8
中国【新エネルギー】

 第3回米中先進バイオ燃料フォーラムが北京で開かれた。このフォーラムは中糧集団傘下のバイオエネルギー事業部国家エネルギーバイオ液体燃料研究開発実験センターが他の国家エネルギー研究開発センターと共同で開催した。

 同フォーラムは米中両国の先進的バイオ燃料分野における協力について回顧と展望を行うとともに、非穀物系バイオマスエネルギー供給システムの建設、温暖化ガスやPM2.5の排出削減に対する先進的バイオ燃料のポジティブな役割、国内外のセルロース系エタノールの商業化及び産業化実証等をテーマに検討を進めた。中糧集団に設置された国家エネルギーバイオ液体燃料研究開発実験センターは米国との間で、セルロース系エタノールの原料ソリューションをめぐる交流、共同開発や収集モデルの改善等の問題で協力に合意した。

 上場公司の中糧生化は中糧集団の子会社であり、バイオ工学の研究開発、有機酸及び飼料クラスの塩酸リジン、デンプン糖、有機肥料の生産、燃料エタノール、食用アルコールの生産・販売・貯蔵等を手掛けている。国家エネルギーバイオ液体燃料研究開発実験センターは国家能源局の承認を経て中糧集団傘下の中糧生化能源(肇東)有限公司に設置され、同じく中糧集団傘下のバイオエネルギー事業部に所属して、主にトウモロコシのくずわらを原料とするセルロース系エタノールの開発と応用を手掛けている。

 (証券時報網 12月30日)