中国煤炭工業協会の姜智敏副会長は、2013年に全国で合計2億トン余りの老朽化石炭生産能力が淘汰され、一方、大型石炭基地14ヵ所の生産量は34億トンに上り、全国総生産量に占める比率は前の年より2ポイント高い92％になったと述べた。

　中国煤炭工業協会の統計によると、2013年に全国で770ヵ所余りの炭鉱が閉鎖された。また、技術改良によるグレードアップが進められた小炭鉱は490ヵ所余り、合併再編された小炭鉱は610ヵ所になり、合計2億トン余りの老朽化生産能力が淘汰された。2013年の全国炭鉱総数は1.2万ヵ所であり、2005年に比べ1.3万ヵ所減少した。年産120万トン以上の大型炭鉱は850ヵ所余り、1,000万トン級は50ヵ所になる。

　神華集団、中煤集団、同煤集団、山東能源集団、冀中能源集団、陝西煤化工集団、河南能源化工集団、山西焦煤集団の原炭生産量はそれぞれ1億トンを超えており、8社の生産量合計は全国総生産量の約37％を占める。また、国家能源局によると、国は2014年に14ヵ所の大型石炭基地、9ヵ所の大型石炭電力基地、12本の「西電東送」ルートを重点的に建設し、小型火力発電ユニットを200万kW閉鎖するとともに、石炭火力発電の脱硫比率を100％とし、火力発電の脱硝比率を70％にする。

　（捜狐財経 1月15日）