国家統計局が1月28日、2013年における中国の一定規模以上の工業企業の収益状況を発表した。発表によると、大部分の企業は基本的に安定した増益を実現したが、石炭、石油ガス及び非鉄金属の3大業種は比較的大幅な減益になり、特に石炭産業は構造的過剰の影響で際立った減益になった。 国家統計局のデータによると、2013年の石炭採掘選炭業の収益は前の年に比べ1,202.3億元、33.7%もの減少になった。また、石油天然ガス採掘業は429.6億元、10.5%の減益になり、非鉄金属採掘選鉱業は17.2%の減益であった。 2012年下半期以降、石炭価格の下落が止まらず、2013年9月には環渤海地区の5,500キロカロリーの一般炭価格指数はトン当たり530元に下がり、前年同期に比べ100元近い下落になった。10月以降、数週間連続で価格は上向きになったものの、その後まもなく、需給関係に目立った逆転が発生しなかったため、価格は再び下落した。 中国煤炭工業協会の姜智敏副会長は先日、市況の全体的な軟調や構造的過剰傾向が続き、2014年においてもこうした状況に根本的な変化が生じることはないと指摘した。 国家統計局工業司の何平司長は、昨年の全国一定規模以上の企業の収益状況について、中央企業、特に大手独占企業の収益の増加が比較的速く、一方、地方国有企業の多くは競争分野にあるため、収益水準が劣っていると分析した。 (中国網 2月7日)
国家統計局が1月28日、2013年における中国の一定規模以上の工業企業の収益状況を発表した。発表によると、大部分の企業は基本的に安定した増益を実現したが、石炭、石油ガス及び非鉄金属の3大業種は比較的大幅な減益になり、特に石炭産業は構造的過剰の影響で際立った減益になった。
国家統計局のデータによると、2013年の石炭採掘選炭業の収益は前の年に比べ1,202.3億元、33.7%もの減少になった。また、石油天然ガス採掘業は429.6億元、10.5%の減益になり、非鉄金属採掘選鉱業は17.2%の減益であった。
2012年下半期以降、石炭価格の下落が止まらず、2013年9月には環渤海地区の5,500キロカロリーの一般炭価格指数はトン当たり530元に下がり、前年同期に比べ100元近い下落になった。10月以降、数週間連続で価格は上向きになったものの、その後まもなく、需給関係に目立った逆転が発生しなかったため、価格は再び下落した。
中国煤炭工業協会の姜智敏副会長は先日、市況の全体的な軟調や構造的過剰傾向が続き、2014年においてもこうした状況に根本的な変化が生じることはないと指摘した。
国家統計局工業司の何平司長は、昨年の全国一定規模以上の企業の収益状況について、中央企業、特に大手独占企業の収益の増加が比較的速く、一方、地方国有企業の多くは競争分野にあるため、収益水準が劣っていると分析した。
(中国網 2月7日)