国家能源局は2月28日、《風力発電事業許認可管理関連対策の強化に関する通達》を出し、第12次5ヵ年規画第1期風力発電許認可計画で未だ許認可を行っていない事業30件、合計174.33万kWを撤回した。

　同通達によると、撤回した事業は再び許認可計画に盛り込むことはせず、許認可資格を取り消す。再度事業の建設認可と補助金の申請を行う場合は、許認可計画指定の申請を改めて行う必要がある。

　また、国家能源局は、事業建設の条件、特に系統連系の条件と電力を受け入れる市場を具体化すること、事業機関に対して準備作業を徹底するよう督促すること、第2期、第3期の許認可計画の各種要件を速やかに実施に移し、文書が規定した期限内に許認可作業を完了することを強調している。先日、国家能源局は第12次5ヵ年規画第4期風力発電許認可計画を通達した。第4期の総設備容量は2,760万kW（約28GW）であり、業界が予想していた20GWを大幅に上回る。風力発電産業には改めて政策的な推進と支援が適用されている。

　（北極星電力新聞網 3月3日）