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中国
【石炭】

BP「2035年になっても中国の石炭消費の比率は50%超」(14/03/22)
2014/3/27
中国【石炭】

 BPグループのスバンベリ会長は「中国発展高層フォーラム2014年大会」の「資源価格改革とグリーン開発促進」分科会において、2035年の中国のエネルギー構造において石炭の比率は下がるが、それでもなお50%超を占めるとするBPの予測を示した。

 BPグループの予測によると、2012〜2035年における中国のエネルギー需要の年平均伸び率は2.4%に下がり、2035年のエネルギー構造の中で石炭の比率は下がるものの、依然として50%超を占めることになる。一方、天然ガスの比率は倍増して12%になる。また、原子力、水力発電やその他の再生可能エネルギーも含む非化石エネルギーの比率も倍増して18%に達する。そのため、中国はますます輸入エネルギーに依存することになり、持続可能な発展の面でより多くのチャレンジに直面することになる。同時にCO2排出量の伸び率は下がるが、2012年から2035年にかけて排出量は44億トン増加することになる。これらはいずれも中国の持続可能な発展にとって大きなチャレンジになる。

 (中国経済網 3月22日)