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【石炭】

新疆大型石炭基地建設計画が国家発展改革委員会から承認 (14/04/02)
2014/4/9
中国【石炭】

 新疆ウイグル自治区の大型石炭基地建設計画が確定した。トルファン・ハミ、ジュンガル、イリ、庫拝の4大エリア、合計36ヵ所の鉱区が対象になる。

 国家発展改革委員会が承認した新疆大型石炭基地建設計画によると、トルファン・ハミエリアは、「疆煤外運」(新疆の石炭の対外輸送)と「疆電外送」(新疆からの対外送電)が主になる。ジュンガルエリアは石炭火力発電や石炭化学工業の実証プロジェクトを主とし、イリエリアは石炭化学工業実証プロジェクトと石炭火力発電が主になる。それ以外の鉱区は開発規模を制限し、主に現地の発電や都市部の熱供給、工業生産用及び民生用石炭を主とする。

 国家発展改革委員会は昨年、新疆の5つの鉱区の全体計画を承認し、建設規模を年産9,040万トンとしていた。

 新疆は中国の14番目の大型石炭基地であり、予測埋蔵量は2.19兆トン、全国の4割以上を占める。新疆の今後の発展に関する国の計画によると、2020年には、新疆の石炭年産量は全国の2割以上を占めることになる。

 (天山網 4月2日)