4月8日時点で、中緬パイプラインが中国国内に入る雲南省瑞麗ステーションの流量計は、同パイプラインによって中国への天然ガス輸送量が累計10億m3を超え10.76億m3に達したことを示した。

　中緬天然ガスパイプラインはミャンマーの西海岸チャウピューを起点に雲南省瑞麗で中国に入り、終点の広西省貴港まで全長1,726.8キロになる。

　2013年10月20日に中緬天然ガスパイプラインは全線開通し、10月25日には第2西気東輸パイプラインに連結して、四川・重慶地区へのガス供給を正式に開始した。ミャンマーからの天然ガスは雲南、貴州、広西、重慶、四川の20余りの地区級市に供給され、クリーン・エネルギーとして西南地区のエネルギー構造の最適化や民生の向上に寄与する。

　（中国石油網 4月9日）