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中国
【石油・天然ガス】

中露合弁の天津製油所は年産能力1,600万トン (14/05/23)
2014/5/28
中国【石油・天然ガス】

 上海アジア相互協力信頼醸成措置サミットにおいて、中国とロシアは複数のエネルギー協力で合意文著に調印したが、ペトロチャイナとRosneftが調印した《天津製油所の稼動及び同製油所への原油供給工程表》もその一つである。

 天津製油所は天津浜海新区に位置し、同地の石油化学産業チェーンの中核事業になる。完成すると年産能力は1,600万トンに達すると予想される。

 この製油所はRosneftと中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の共同出資により建設され、両社はすでに合弁企業として中露東方石化(天津)有限公司を設けている。出資比率はRosneftが49%、ペトロチャイナが51%。同事業については2010年9月に合意文書が調印されていた。

 事業所在地の地方政府や建設企業の関係者によると、新たに建設される製油所は主に軽質石油製品を生産し、ガソリンや液化天然ガスの他に、芳香族化合物やポリプロピレン等の石油化学製品を生産する。当初の設計上の生産能力は年1,300万トンであったが、その後実証を経て1,600万トンに引き上げられた。

 (新華網 5月23日)