1月2日、江西省政府と中国電力投資集団公司が南昌で協力枠組合意文書に調印し、江西省の電力事業を共同で進めることになった。また、中電投江西核電公司が発足した。

　合意によると、江西省と中電投集団は江西原子力発電事業の準備を進め、この事業が国家内陸省計画による建設事業の指定を受けるよう共同で努力することになる。

　また、中電投集団は江西省小型火力発電ユニット閉鎖計画に基づき、125MWの火力発電ユニット8基と175MWのユニット1基を予定通り閉鎖して江西省の電源構造高度化に寄与し、一方、江西省政府は中電投集団の江西省における既存の電源事業並びに新規、拡張プロジェクトを支援する。双方は新昌発電所の建設を早めて、2010年末までに完成させることで合意している。また、貴渓発電所、景徳鎮発電所の「上大圧小」（小型火力発電ユニットの閉鎖と新規の大型火力発電事業のリンク）を推進して、第11次５ヵ年規画期間内の着工に努め、さらに第12次５ヵ年規画期には新昌発電所第2期工事に着工する。

　さらに、中電投集団は江西省において風力発電、水力発電、バイオマス発電など新たな電源事業への投資も進め、江西省政府はこれについても支援することになる。

　（国家電力信息網 1月7日）