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中国
【石炭】

第1期石炭化学工業実証事業の投資額は1,000億元超 (14/05/26)
2014/6/4
中国【石炭】

 発展改革委員会が列挙した80件の事業のうち5件の現代的石炭化学工業が発展改革委員会から承認され、しかも民営企業が主導している。5件の事業とは、新蒙能源オルドスクリーン・コール高効率総合利用実証事業(2×40億m3/年)、内蒙古華星石炭液化事業(40億m3/年)、新疆富蘊広匯喀木斯特石炭ガス化事業(40億m3/年)、内蒙古伊泰石炭間接液化実証事業(200万トン/年)、新疆慶華石炭品質別総合利用事業(煤炭中低温熱分解400万トン/年及びコールタール水添事業50万トン/年)である。

 スモッグ対策を迫られている中、政府はこれまで石炭化学工業事業を厳重に規制してきたが、国務院が大気汚染防止行動計画を打ち出して石炭ガス化開発計画を策定し、最も厳正な環境保護要件と水資源供給の確保を前提に、石炭ガス化の産業化と大規模化を加速させることになった。

 承認済みの石炭化学工業の投資状況を見ると、40億m3/年の石炭ガス化事業の投資規模は200〜300億元である。上述の3件の石炭ガス化事業の規模は合計160億m3、所要投資額は約800〜1,200億元になる。また、内蒙古伊泰の200万トン/年の石炭間接液化事業は総投資額300億元になる。新疆慶華石炭品質別総合利用事業の第1期工事は投資額60億元になり、以上5件の石炭化学工業事業の投資総額は合計1,200〜1,500億元になる。

 (内蒙古晨報 5月26日)