中国石油天然ガス集団(CNPC)の高官は、向こう10年間で少なくとも20億ドルをペルーに投資するとの見通しを示した。CNPCは最近、ペルー所在の権益を買収した。

　「我々は目下ペルーで企業買収や油田の入札などもっと多くの機会を模索している」。CNPCのラテンアメリカ部門を主管するGong Bencaiはリマの事務所で述べた。

　ペルー政府はすでに環境許可を出し、CNPCがブラジル国営石油公社Petrobrasから買収した天然ガス田で10億ドルの探査作業を行うことを認めた。Gong Bencaiは今後投資を拡大する可能性があると述べた。

　また、同氏はCNPCがペルー南部の40億ドルに上る天然ガスパイプライン事業に関心を有していると表明した。このパイプラインはアンデス山脈Camiseaガス田から太平洋沿岸の熱併給発電所にガスを輸送する。

　（中国国際入札網 5月29日）