6月3日、李克強首相とクウェートのジャービル・サバーハ首相の立ち会いの下に、中国石油化工集団(SINOPEC)とクウェート石油公社(KPC)は協力了解覚書に調印した。両社は原油の貿易と備蓄、製油化学事業、石油及び製油化学の建設業務等の分野で引き続き協力を深める。 アナリストによると、今回の覚書調印は、中国とクウェートが石油化学分野における協力の深化をめぐってコンセンサスに達したことを示している。これにより中国国内の製油、エチレン、PX等の事業建設を進める上で物質的な条件が強化され、同時にシノペックやペトロチャイナなど石油化学産業は、これを契機に集約化、大規模化、一体化に向けた発展を推進することになる。 なお、シノペックの重要装備国産化事業「1,000万トン級大型製油プラントのスマート制御システム」が検収にパスしたが、このことにより、中国の1,000万トン級製油事業の制御システムを外国に依存していたのも過去の話になった。 (証券時報網 6月4日)
6月3日、李克強首相とクウェートのジャービル・サバーハ首相の立ち会いの下に、中国石油化工集団(SINOPEC)とクウェート石油公社(KPC)は協力了解覚書に調印した。両社は原油の貿易と備蓄、製油化学事業、石油及び製油化学の建設業務等の分野で引き続き協力を深める。
アナリストによると、今回の覚書調印は、中国とクウェートが石油化学分野における協力の深化をめぐってコンセンサスに達したことを示している。これにより中国国内の製油、エチレン、PX等の事業建設を進める上で物質的な条件が強化され、同時にシノペックやペトロチャイナなど石油化学産業は、これを契機に集約化、大規模化、一体化に向けた発展を推進することになる。
なお、シノペックの重要装備国産化事業「1,000万トン級大型製油プラントのスマート制御システム」が検収にパスしたが、このことにより、中国の1,000万トン級製油事業の制御システムを外国に依存していたのも過去の話になった。
(証券時報網 6月4日)