《エネルギー産業の大気汚染防止対策方案》を絞り込む形で実施に移すべく、国家能源局は先般、国家電網公司及び南方電網公司とそれぞれ《大気汚染防止の対外送電ルート建設任務書》を取り交わした。同任務書の要請に従って、国家能源局と2大電網公司は、内蒙古シリンゴル盟から北京、天津を経由して山東に到る特高圧(UHV)交流送変電プロジェクトなど12本の大気汚染防止対策のための対外送電ルート建設を推進する。

　国家能源局は事業の許認可手続きを急ぎ、工期の要求に応えるため、地方行政当局と連携して事業実施過程における重大な問題をめぐって協調と解決を図り、各種付帯条件を実施に移す。一方、2大電網公司はそれぞれの事業の進捗計画を立案し、年度作業目標と任務を明確にして、期日通りの事業の完成を確保する。

　（中国能源網 6月4日）