国家発展改革委員会能源研究所経済発展戦略センターの張有生主任は第13回クリーン・コール・フォーラムにおいて、中国は引き続き高品質石炭の輸入量を増やすべきであると表明し、高品質石炭の使用は環境汚染が比較的少なく、よりクリーンであると指摘した。

　また、張有生主任は、中国の石炭消費ピークについては主に2種類の見方があると指摘し、一つは2020年までにピークに達し、消費量は40億トンに達するとする見方、もう一つは2030年までに50億トンに達するという見方であるとした。

　なお、米国エネルギー情報局(EIA)石炭部中国首席代表のSamuel TAM氏は、米国の石炭消費のピークはすでに過ぎ去っており、消費量は年々低下していると指摘した。

　（新浪財経 6月12日）