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中国海洋石油が新エネ事業を縮小 海油碧路の74%持ち株を売却へ (14/07/07)
2014/7/7
中国【新エネルギー】

 中国海洋石油総公司(CNOOC)は今年1〜2月に赤字続きの包頭(パオトウ)石炭化学事業を売却したが、今度はバイオディーゼル事業を分離することにした。

 北京産権取引所の公売公告によると、CNOOCの子会社の中海油新能源投資有限責任公司は海油碧路(南通)生物能源蛋白飼料有限公司(略称海油碧路)の74%の持ち株を全て売却する意向である。

 海油碧路はCNOOCが最も早い時期に投資した新エネルギー事業の一つである。中海油新能源投資有限責任公司とオーストリアのBiolux社との合弁であり、2008年に設立された。資本金4,000万ユーロ(約3.4億元)、投資総額8,200万ユーロで CNOOCが74%の株式を有する。海油碧路はバイオディーゼルを主に非穀物系バイオエネルギー産業を開拓しているが、北京産権取引所によると、海油碧路は今年第1四半期も1,778万元の赤字を出した。現在の総資産の簿価は8.8億元、負債は7.6億元、譲渡評価価額は9,259万元、公売価格は8,350万元である。

 今年に入ってからCNOOCは新エネルギー事業を顕著に縮小しており、上半期だけでも傘下の風力発電事業や包頭石炭化学事業の売却を進めている。

 但し、業界筋はCNOOCの新エネルギー戦略の調整を「縮小」ではなく、「仕分」と形容する。つまり、CNOOCの新エネルギー戦略は、「縮小」を進める一方で、石炭ガス化は拡大させるなど、これまでの全方位的な配置から「仕分」へと転換しているのである。

 (毎日経済新聞 7月7日)