国家能源局は上半期重点専門事業監督管理工作会議の内容を発表し、上半期における12項目の監督管理対策を総括するとともに、分散型発電系統連系と買取や補助金交付状況に対する重点監督管理など8項目の対策を提示した。

　国家能源局の譚栄尭監管総監は、下半期の重点専門監督管理対策について、上半期の「行政の簡素化と権限の移管」「大気汚染防止」「情報セキュリティ」「事業許可」などの監督管理対策を引き続き展開するとともに、それらの対策の深化と最適化を進めると強調した。また、「水力発電の電力機会損失」「分散型発電の困難な系統連系」など際立った問題を対象に、新たな重点専門監督管理対策を確定した。

　能源局は2014年下半期の重点専門監督管理対計画を通達し、8項目の重点専門監督管理対策を展開することにした。2014年度の火力発電計画及び建設状況、天然ガス安定供給の確保、一部水力発電基地の電力機会損失及び水力発電電力の消化、分散型発電系統連系と買取及び補助金交付状況、電力建設事業の品質、電力企業のネットワークと情報セキュリティ、重要送電ルートの運転安全性、電力グリッド建設事業許可制度の執行状況の8項目を対象に専門監督管理を実施する。

　（中国能源網 7月29日）