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【石油・天然ガス】

中国とウズベキスタンが合弁会社を設けて中央アジア天然ガスパイプラインD線を運営 (14/08/22)
2014/8/25
中国【石油・天然ガス】

 中国石油天然ガス集団(CNPC)は8月21日、ウズベキスタン国営石油会社Uzbekneftegazと合意文著に調印し、両社が合弁会社を設けて、中国−中央アジア天然ガスパイプラインD線のウズベキスタン国内区間の建設と運営を共同で行うことになったと発表した。

 CNPCとUzbekneftegazは《中国−ウズベキスタン天然ガスパイプラインD線企業間協定》と《Mubarek天然ガス化学工場協力覚書》に調印し、中国−ウズベキスタン天然ガスパイプラインD線事業が予定通り稼動するよう全力を挙げるとともに、ウズベキスタンのMubare天然ガス処理施設に天然ガス化学工場を建設して、中央アジア市場向けにポリエチレンや液化ガス等を生産する意向である。両社は近日中にこれら事業の経済技術的可能性について実証作業を開始する。

 CNPCによると、中国−中央アジア天然ガスパイプラインD線が稼動すると、中国の中央アジアからの天然ガス輸入規模は年850億m3に達し、中国−中央アジア天然ガスパイプラインは中央アジア地区における最大のガス輸送システムになる。

 中国−中央アジア天然ガスパイプラインのA・B・C・D線は全てウズベキスタンを経由する。中国−中央アジア天然ガスパイプラインD線の建設によち、ウズベキスタンの天然ガス輸出能力が拡大するだけでなく、中国国内の石油ガス産業と経済社会の発展を促進し、中国とウズベキスタンの経済関係をより密接にする。また、《Mubarek天然ガス化学工場協力覚書》の調印により、双方の協力分野は、上流の探査開発や天然ガス貿易から、下流の化学工業分野にも広がる。

 (新華網 8月22日)