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ロシアのGazpromNeftは北極のNovoportovskoye油田から輸出する8万トンの原油についてルーブルの形で支払いを受けることに同意したと発表した。また、同社はESPO(東シベリア−太平洋)パイプラインで輸送する原油についても人民元での支払いを受け入れると発表した。ロシア政府と同国の輸出業者はルーブル払いを受け入れて石油を輸出する可能性について討議してきた。
ロシアは先週以降、Novoportovskoye油田から海運による欧州への石油輸出を開始した。2隻のタンカーは9月末に欧州に到着する。「コメルサント」紙の報道によると、ロシア側は今回の原油代金をルーブルで受け取ることになる。また、GazpromNeft はESPOパイプライン経由の原油についても人民元での支払いを受け入れる。取引通貨を変更するのは、西側諸国の対露制裁のためである。ロシアのクリミア併合を受けて、米国とEUは3月に対象を絞った対露制裁を実施したが、ウクライナ危機のエスカレーションに伴い、米国は複数の制裁措置を発動して、ロシアの国防、エネルギー産業や銀行をターゲットにすることになり、同盟国を説得してロシア企業も制裁リストに加えた。一方、ロシアは対抗措置として、今後米ドルを使用しないことを決定した。
GazpromNeftは2012年にNovoportovskoye油田の経営権を獲得した。同油田の原油可採埋蔵量は2.3億トン超になり、さらに約2,700億m3の天然ガスもある。
(騰訊財経 8月28日)