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【石油・天然ガス】

中国のシェールガス開発が新たにブレークスルー 重慶市で1000億m3のガス田確認 (14/09/15)
2014/9/18
中国【石油・天然ガス】

 国土資源部は9月12日、探鉱突破戦略行動第1段階成果のプレス発表会を開いた。発表会において、関係幹部は重慶がシェールガス開発で真っ先にブレークスルーを遂げ、15億m3の生産能力を形成したと表明した。

 国土資源部地質探査司の彭斉鳴司長によると、国土資源部、発展改革委員会、科学技術部及び財政部は国務院の承認した《探鉱突破戦略行動綱要(2011〜2020年)》に従って、2011年より探鉱突破戦略行動を開始した。実施から3年間で投入された探鉱資金約3,500億元のうち85%以上を民間資本が占めた。3年間のエネルギーと重要鉱産資源の探鉱成果は際立っており、中型以上の鉱産地451ヵ所が発見され、うち大型が162ヵ所に上った。特に天然ガス、ウラン、タングステン等の世界クラスの大型鉱床が発見された。石油と天然ガスの確認埋蔵量は高い増加が続き、石油新規確認埋蔵量は39.47億トン、天然ガスは2.3兆m3に上り、既往の累計確認埋蔵量のうち石油は12.57%、天然ガスは25.3%を占めた。オルドス、タリム及び渤海湾では1億トンクラスの油田8ヵ所が相次いで発見され、オルドス、四川及タリム盆地では1,000億m3級のガス田6ヵ所が発見された。炭層ガスは主に泌水盆地とオルドス盆地東周縁部で2,877億m3が新たに確認され、2010年末に比べ累計確認埋蔵量は倍増した。シェールガスは真っ先に重慶市でブレークスルーを遂げ、1,000億m3の整装シェールガス田が確認され、15億m3の生産能力が形成された。

 (京華時報 9月15日)