国家能源局は原子力発電第13次5ヵ年重要専門規画の起草作業を開始したと発表した。

　呉新雄能源局長によると、同規画の起草に当たっては、「問題を指針とし、目標を絞り、リソースを統合し、メカニズムを革新する」という全体的な要請に従って、コアテクノロジー、研究開発システム、管理システム、産業発展など中国の原子力発電技術の自主イノベーションに影響する重大な問題をめぐって、最重要分野とプロセスの技術的克服を加速させ、原子力発電技術において大きなブレークスルーを図る。また、原子力発電技術の研究開発と試験・検証システムを速やかに完備し、科学研究リソースの効率的な配置を促進する。専門管理制度の改革を深め、作業システムを革新し、開放的で公平で効果的な専門規画の実施環境を創出する。原子力発電技術と関連産業の協調的な発展を推進し、技術面でブレークスルーを遂げると同時に、産業のグレードアップを促進する。

　呉局長は、原子力発電第13次5ヵ年重要専門規画に参加する関係機関に対し、スケジュールに従って品質を保つ形で各種任務を完了し、2015年4月までに第13次5ヵ年実施計画を完成するよう求めた。

　（科技日報 9月18日）