国家発展改革委員会は2014年の石炭輸入量5,000万トン削減を部署した。今年1〜8月の石炭輸入は1,000万トン近く減少したので、9〜12月は4,000万トン削減することが求められる。うち2,000万トンの削減は主要電力企業が分担し、9社が実行する。

　消息筋によると、2,000万トンの石炭輸入削減は主要電力企業の2013年の輸入量をベースに各社へ割り当てる。

　9〜12月の4ヵ月間で削減割当が最も大きいのは華能集団であり、816万トンの削減を求められる。次いで国電集団は320万トン削減しなければならない。大唐集団の割当は185万トン、華電集団は150万トンになり、割当が最も少ない中電集団でも100万トン削減しなければならない。

　その他にも、浙能集団は116万トン、粤電集団は206万トン、華潤集団は72万トンの石炭輸入を削減するよう求められる。一方、神華集団は石炭の輸入及び輸入貿易を停止するよう求められる。

　（中国経済新聞 9月16日）