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【石炭】

中国初の100万トン級石炭間接液化事業が発展改革委員会から承認 (14/10/08)
2014/10/9
中国【石炭】

 陝西未来能源化工有限公司は9月30日、同社が受注するエン鉱楡林年産100万トン石炭間接液化実証事業が国家発展改革委員会の審査にパスしたと発表した。100万トン級石炭間接液化事業が承認されるのは中国初であり、単一の石炭間接液化事業として世界最大になる。

 陝西未来能源化工有限公司は2011年にエン鉱集団50%、エン州煤業25%、延長石油25%の共同出資により設立され、総投資額220億元余りになる。年産100万トンの石炭間接液化実証プラントと付属の炭鉱を建設し、石炭間接液化プラントの建設はすでに終盤に近付いている。年末には試験稼動の条件が整い、来年上半期には高品質の軽油等を生産することになる。

 陝西未来能源化工有限公司は「2期・3段階」計画に従って、石炭液化事業を進める。現在建設中の100万トン石炭間接液化実証事業はその第1期・第1段階に当たる。また、第1期・第2段階の年産400万トン事業についてもすでにFSが着手されている。さらに第2期では500万トンの生産能力が追加され、石油製品とハイエンド石炭化学品の年産1,000万トン目標を実現することになる。

 (中化新網 10月8日)