ロシア新聞10月10日付報道によると、ロシア天然ガス大手Gazpromは、中国側と大陸棚石油鉱区の共同開発の可能性も含め、目下新たな協力の方向性について討議していると表明した。

　Gazpromのミレル社長は中国を訪問し、中国海洋石油(CNOOC)の王宜林董事長(会長)との会談後、「新たな中露協力の方向性には、ロシア及び中国国内における大陸棚石油鉱区の共同開発事業、中国の電力分野の事業や第三国との協力も含まれる」と述べた。また、ミレルと王宜林は会談において、Gazpromから中国へのLNG供給の見通しについても討議した。

　さらに双方は、CNOOCが地質探査、大陸棚油田のインフラ建設や海底パイプライン敷設の面で豊かな経験を有していることに言及した。

　（中国新聞網 10月13日）