10月29日、国家能源局は《炭鉱建設秩序専門監督管理の展開に関する通達》を出し、重点石炭生産省・自治区において炭鉱建設秩序の専門監督管理を展開するよう決定した。

　
　今回の専門監督管理は炭鉱の開発と建設秩序をより一層規範的なものにし、炭鉱の違法な生産・建設行為を断固制止するとともに、炭鉱建設過程における違法行為を法に基づき厳正に処理する。また、炭鉱基本建設管理を整備する具体的な政策措置を策定し、一部地区における炭鉱の違法建設を重点的に摘発する。

　国家能源局は専門監督管理の指導小組を設け、同小組が専門監督管理の統一的な協調や対策実施過程において発生する重大問題の研究と解決を担当する。また、監督査察チームを設けて、建設中の炭鉱に対してサンプル調査又は全面調査を実施する。重点石炭生産省・自治区において事業承認手続きを履行しないまま勝手に着工した炭鉱や完成稼動した炭鉱については、現地の地方政府が建設や生産の停止を命令する。建設や停止の命令を拒否する違法炭鉱については、国家能源局が1年間、事業許認可の手続きを行わないことにする。

　（国家能源局ウェブサイト 11月6日）