天山網の報道によると、新疆自治区製品品質監督検査研究院は地方標準案《石炭由来代替天然ガス（SNG）》の専門家審査会議を開いた。新疆の地方標準《石炭由来代替天然ガス（SNG）》は年末に正式公布される見通し。SNGの地方標準が公布されるのは中国初になり、新疆のSNG産業の発展を促進することになる。

　新疆製品品質監督検査研究院が開いた標準案審査会議には新疆慶華能源有限公司、中石油ウルムチ石化公司研究院、新疆石炭科学研究院や新疆大学等の専門家が一堂に会した。

　新疆には豊かな石炭資源があり、SNG事業を立ち上げた新疆の企業は36社に上り、中国のその他の企業も多数SNG事業に着工しているが、SNGを対象とする標準や技術サポートは乏しい。

　新疆製品品質監督検査研究院は2012年にSNG地方標準の研究と制定に着手し、新疆慶華能源と協力して、今年9月に標準案を完成していた。

　（中国能源網 11月7日）